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新型コロナウイルスの流行を受け、大分市市の大分三愛メディカルセンターは院内での集団感染を防ぐため、県内外の声優やナレーターらが換気を呼び掛ける院内放送を始めた。
「元気がもらえる」「今日は誰の日だろうと楽しみ」。患者や職員から好評だという。
「換気の時間となりました。感染対策のため、窓を開けてください」
放送は4月に始めた。午前11時と午後3時の1日2回。「より楽しく意識付けができないか」と声の仕事をしている人たちにナレーションを依頼。
アニメ「鬼滅の刃」などに出演する声優の鈴村健一さん、落語家の三遊亭円楽さん、県内のタレントやナレーターら全12人が応じた。
鈴村さんが所属する芸能事務所「インテンション」はホームページで医療機関に音声を無償提供している。
同センターは「発熱者の動線を完全に分けたり、換気や拭き上げを徹底している。感染対策は万全なので安心して来院してほしい」としている。